森山)お待たせ致しました。きょう、海の日は、加山雄三とザ・ヤンチャーズの
新曲がリリースということで。加山さんは今年、米寿になられました。
ご自宅を整理していたら150本にも及ぶデモテープが見つかった。若い頃に
書いて作った曲が150曲もあったということで。1960年代の未発表音源が
たくさんあったそうです。その中の選りすぐりの1本に「さだまさし」
さんが詞を付けました。そして曲がまた新たに生まれました。2010年、
加山さんの50周年を記念して集まった、さだまさし、南こうせつ、ジ・アル
フィー、森山良子のザ・ヤンチャーズが参加して新曲レコーディングとなり
ました。お元気な加山さんもスタジオにいらっしてくださって、お会い
できて、とっても嬉しかったです。そのメンバーからメッセージが届いて
いるということです。聞いてみましょう。
こうせつ)森山良子さん、こんばんは、南こうせつです。暑い日が続きますね。
そんな日は、どうしても朝から晩までうどん、そば系をチュルチュル
してしまいます。
加山雄三さんの「旅人の詩」。この間のレコーディング、楽しかった
ですね。アルフィー、作詞のさだまさし、それから加山さんもおいでに
なっていただいて本当に楽しいひと時でございました。あれもこれも
健康が基本だと思います。9月12日にみんなに会えるのが楽しみです。
加山雄三さんの歌をみんなで盛り上げて、毎日を生きているというのが
幸せですよね。
森山)南こうせつさんのメッセージでした、ありがとうございました。
私は、そうめんをたくさん頂いたのでご飯を食べるという気配が全くなくて。
ミョウガとか大葉とかネギとか、いろいろ薬味を変えながら、そうめんで
つるつるしています。続いて、この方からもです。
さだ)良子さ〜ん、まさしだよ。ヤンチャーズ、お疲れ様でございます。まだまだ、
これから頑張らないといけないんですけどね。この番組の現場に中々行け
なくて本当に残念に思ってるんですが。きょうはコメントだけ、させていた
だこうと思います。
加山さんがお作りになった「旅人の詩」という曲に詞を付けまして、ヤン
チャーズがみんなで歌うという壮大な企画が持ち上がりましてね。良子さん
がサビの一番良いところを朗々と歌ってくださって。この曲は詞を付ける
のが、とても大変だったんですけど。顔を合わせた途端に、こうせつさんが、
”まさし、良く詩を付けたな!”って言ってくれて。そのあと良子さんが
”これは良い曲だから、一人でも歌いたい”と言ってくださったのが本当に
勇気をもらえて。加山雄三さんの、1960年代にお作りになった楽曲「旅人よ」
という名曲へのリスペクトを込めた、ヤンチャーズの新曲が「旅人の詩」です。
これがたくさんの人に届きますように。僕らが思春期に「旅人よ」から強い
エールをもらったように、これからの思春期たちに勇気を与えることができ
ますように、祈りながら。これからもヤンチャーズで一緒に「旅人の詩」を
元気に歌っていきたいと思います。
森山)は〜い、ありがとうございます、さだまさしさん。
というわけで、さだまさしさん、南こうせつさんからメッセージをいただき
ました。それでは、みんなで心を寄せ合いながらレコーディングした「旅人
の詩」、加山雄三とザ・ヤンチャーズ。 |