トーク2
 

光永)加山雄三さんの歌声をフィーチャーした「OCEAN'S CREW」「風の寄る辺 
   〜Single Up〜」をお聴きいただきましたが、この「OCEAN'S CREW」
   というプロジェクト、どういう風にして実現したんですか?

PES)加山さんを中心として、幅広い世代で、いろいろテーマとか縛りというか、
   海のイメージがつきまとっている人間たちが集まるみたいなことだったと
   思うんですけれど、最初、ISEKIくんと2人で何もない状態で。僕たちの
   中にある加山さんのここが加山さんっぽいんじゃないかみたいなところを
   やってるのはすごく楽しかったですよね。

ISEKI)結構探りましたね。加山さんが歌ったらすげえいいメロディーにしたい
    ねって、いう言葉も含めて。そこを中心に二人で考えてましたね。

PES)なかなか面白かったですね、その制作としては。

光永)加山さんらしさっていうのは二人での共通認識では例えばどんなところ
   なんですか?

ISEKI)すっげえ難しいな、言葉にすんのって。

PES)僕としてはこの曲でやったこととしてはリフレイン、「海 その愛」とかも
   そうですけど。シンプルさ。あんまり難しいことはしないっていう、そんな
   話をしながら作ってたかもしれないですね。こんなことは、しないんじゃ
   ないとか、これもするんじゃないみたいなね。

光永)その作った土台のトラックみたいなものを、いろんな人に振り分けて作って
   もらったんですね。PES)割とみんなもう一つ返事だったんじゃないの。

ISEKI)そうですね。

PES)加山さんの元に集まって曲を作るというコンセプトの曲なんだけどっていう
   ことで言ったら、誰もゴネなかったですね。

ISEKI)みんな、すぐやれみたいな感じでね、集まって。

PES)やるっていうか、ボーカル入って返ってきたからね、デモ(テープ)が。
   すぐ声入れて返ってきた。

光永)今回の中心にあるメッセージみたいなものはどんなもので作り上げて
   きたんですか?

PES)「自由」ということがコンセプトだったから、何がいいのかなとか考え
   てて、風とか。何個か出した、灯台とか。加山さん自体も自由であり
   風でもあるんだけど、風っていうのがすごくいいなと思って。加山さん
   の元に自由な人間が集まってきたな〜みたいなイメージで。「風の寄る
   辺」べって。あと船。自由な風たちの寄り添う瞬間みたいな。それぞれ
   吹いていくみたいなイメージ、ざっくりイメージで。

ISEKI)さっきPESが言ってた自由をまとうっていうところから派生したものを
    作ろうっていう話になったので。みんな、それに寄り添って。あとは
    海っていうテーマ。加山さんがその中心にあるっていうのを、みんな
    想像しながら作っていったと思いますね。僕もそういう風な形で作り
    ました。

光永)不思議にそれがまとまるから不思議ですよね。

PES)結構ラップとかだとリアルにみんなの名前入れちゃったりとか、いろいろ
   したんですけど。ちょっとそれ違うかなとか言われたりして。

光永)まだまだねお話し足りないと思いますけど。お二人がリスペクトする
   加山雄三さんについていろいろとお話を伺っていこうと思います。

 

ここまでの内容を音源でお楽しみください。(時間 3分51秒)
下からどうぞ。
 
 

2025年8月18日新規作成