邦丸）年が明けて随分時間が経ちましたけども、今年2024年が良い年であれ、と。

ねえ、そうなんだよね、元旦そうそうだからね。ビックリしましたね、あれは。何で
こんなことになるんだって。信じられないね。

邦丸）特に能登半島の場合は家族が久しぶりに集まって。

お正月の料理を食べようと集まった時に・・・。これは無いよなあ。う〜ん。

邦丸）さて、一人の偉大なシンガーが旅立っていきました。八代亜紀さん。

そうだねえ。信じられないよ。ステージで一緒に歌ってくれたからね。

邦丸）加山さんは作曲家、弾　厚作として演歌を作ってますよね？

そうなんですよ、好きなんですよ演歌が。だけど難しいんだよね、演歌は。詩が大事。
俺はしがない（詩が無い）作曲家だから。

邦丸）八代さんが歌ってる曲があるんですね？

あるんだよ。それを思い出すたびにえ〜って思ちゃって。人生はどうしてこういう
ことが起こるんだろう？と思うもんな。

邦丸）享年73歳ということになるんですけど。昨年ずっと静養中で、ステージに
　　　帰ってくることをファンのみなさんに約束されていた。
　　　八代亜紀さんが歌っていた弾　厚作作曲の「残り酒」。加山雄三さんの
　　　歌声でお届けします。

♪残り酒　by加山さん

邦丸）去年、谷村さんをお見送り、そして八代亜紀さんを見送り。八代亜紀さんとの
　　　思い出は？

ステージ一緒に出たことがある。俺の歌を歌ってくれた。俺の方が先に逝かなくちゃ
いけないのに、みんな先に逝くなよって思っちゃうよねえ。

邦丸）八代さんとはステージで共演した時にどんな話を？

どういう話をしたかなあ。歌ってみて、こんな感じで良いですか？って。俺がみっつ
返事で、良いです、って。

邦丸）谷村さんを送るときに天国で「サライ」を一緒に歌おうなって。仰ってました
　　　が八代さんとは何を歌いますか？

う〜ん、「舟唄」だね。

邦丸）「舟唄」は途中、民謡風に歌う部分がありますが。

良く知ってるね、あれは名曲だよ。

邦丸）その部分を加山さんが天国で歌うというのもありかもしれませんね。
　　　後輩のシンガーを見送る時の辛さって中々言葉に出来ないかもしれないですね。

出来ないですねえ。う〜ん。

2024年１月18日新規作成