西城)日本のシナトラ、加山雄三さんです。どうもこんばんは。
こんばんは。
西城)先月シナトラさんがお亡くなりになったんですが、加山さんにとってシナトラさん
て、どんな方だったですか?
1950年代に映画を見て、すごいインパクトがあったという記憶があるんですね。歌より
も映画が先でしたよね。あとに歌を聴いて、歌も良いなと思った。思い出としてナッシュ
ビルにカントリーミュージックを聴きに行ったんですよ。レコーディングスタジオの
ブースで、カラオケで「myway」を歌い出したら係の人から、”フランク・シナトラより
上手いな、お前プロになった方が良いよ”って言われた。素人だと思って聴いてたから
さ、上手く聴こえたんだと思うんだけどね。
西城)きょうは「myway」を歌っていただきたいんですけど。シナトラのすごさは?
やはりね、波乱万丈の人生だと思うんですよ。どんな障害があっても立ち直る復元力と
いうかすごいパワーを感じて。それでいて歌を歌う時はリズミカルに味のある。「my
way」は彼の人生そのままを歌にしたものじゃないかなと思う。
西城)「myway」はシナトラが50歳台の頃?
それがすごいと思いません?54歳で世界的にヒットした。我々もすごい勇気を与えられる
というか。 |