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2度目のシアトル(2002年9月)
最初と同じ、三泊五日で三試合観戦という、日程のツアーに参加を決めた私でしたが、前回とまったく同じ日程ではつまらないと思い、MLBのほかにフットボールの試合を観ることにしました。ツアー会社に要請し、ツアーからの延泊そしてフットボール(大学とNFL)のチケットの手配をしてもらい、6泊7日でMLB3試合、大学フットボール(ワシントン大学ハスキーズ)1試合そしてNFL(シアトル・シーホークス)1試合を見ることにしました。
往きの飛行機では、今回も寝ることができずに、シアトル・タコマ空港に到着。
前回と同じツアーコンダクターが出迎えてくれました。
空港から市内観光へ、前回は行かなかったワシントン大学がコースに入ってました。数日後にはフットボールの試合を観る、ハスキースタジアムをバスの中から見ることが出来ました。ホテルのチェックインが、お昼頃でなければできないので、こういうスケジュールになるようでした。
SFのバックステージツアーは、疲れていたので行かずに、ツアーコンダクターと、近くのファーストフード店でコーヒーを飲んで、終わるのを待ってました。
今回は、ホテルのチェックインに時間がかかった上に、もらったカードキ−でドアが開かず、フロントに戻って交換してもらって、やっと部屋に入れるというトラブルがありました。
マリナーズは、プレーオフ戦線に辛うじて残っていました。
優勝マジック1の、エンゼルスの結果を気にしつつ、初戦のゲームを観戦しました。
試合開始早々、イチローがアスレチックスのジト投手から初球HR。打球は、一塁側内野席の外野寄りに座っていた、私の目の前をライナーで、ライトスタンドへ飛び込みました。
試合は、中盤にストリーキングがあったりしましたが、8回に大逆転勝利。翌日の新聞は、「クレージーエイト」と表現していました。次の試合も8回に逆転勝ち、粘りを見せてくれましたが、3試合目の試合直前にエンゼルスが勝ったために、プレーオフの望みが絶たれてしまいました。
しかし、真剣勝負を充分楽しむことができました。
フットボールの試合は、MLB以上に熱狂的なものでした。ワシントン大学のマーチングバンドの、トリッキーな動きに感動!
スタジアムは、アメリカそのものでした。大学、そしてNFLの2試合とも、応援していた地元チームの勝利!大興奮のうちに、スタジアムをあとにしました。
2度目の訪問となった今回は、ちょっと心の余裕もできて、市内をゆっくり散策できました。
ウォーターフロントで、アイバースの美味しいフィッシュフライを食べたり、ダウンタウンでもコーヒーショップで、馬鹿美味のサンドイッチとフルーツを食べたり出来ました。
水族館も、ラッコやアザラシが可愛くて、思った以上に良かったです。
ダウンタウンの、シアトルセンターからモノレールに乗ってスペースニードルに寄って、キーアリーナへ行こうと思ったのですが、モノレールが止まっていたので、歩いていくことに。
近そうに見えてましたが、結構歩くことになりました。
そこからバスのルートの確認のために向かった、ワシントン大学はとても広く、めざすハスキースタジアムはとても遠かったです。20分以上歩いていましたが、心細くなった私が、道を尋ねたアメリカ人の方はとても親切な方で、一緒に歩いて教えてくれました。帰りのバス停も教えてくれました。
夕食に入ったSF近くのお店(FXローリーズ)で、私の拙い英語がなんとか通じて、ハーフサイズのビーフステーキとサーモンそしてクラムチャウダーを食べることができました。とても美味しく、気分爽快でした。
帰りの飛行機では、隣に座った初老のご婦人(モンタナ州から里帰りの日本人の)から、チップの置き方について教えていただきました。
このご婦人は、最初英語の新聞を読んでおられたので、中国の方かと思って声を掛けられずにいたのですが、CAと日本語で話されたのを機に声をかけました。
丁度疑問に思っていた、レストランでのチップの渡し方について聞いてみました。
”チップは必ず出さなくてはならないものではなくて、サービスに本当に満足できた、と思えたときにだけ出せばいい、食事を済ませると、テーブル担当のウェイターが請求書を持ってくるので、現金かカードでチェックを済ませ、そして店を出る時に、テーブルに数ドルを置いてくればいいです。”と教えていただきました。
飛行機は台風が接近する中、成田へ着陸しましたが揺れや下がりがとてもひどくヒヤヒヤものでした。無事着陸できたときには拍手が起こりました。
今回は飛行機、ホテル、試合チケット等全てをツアー会社へ依頼しましたが、これらは自分で買ったほうがとても安く出来そうに思えましたので、次回からは自分で手配しようと思いました。
続く
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