ゆうゆう料理 
(手羽元のソテーとトマトスープ 6月18日)

 

 

期間限定で動画でご紹介します。
(動画掲載終了しました)

下からどうぞ!

 

 

山瀬)きょうは何作りますか?

きょうは鳥の手羽元のソテー!

山瀬)手羽元のソテー?

そうです。それとトマトスープ。トマトとタマネギと
ピーマンを入れたスープ。これは飾りですね。

山瀬)ルッコラ!?

これが手羽元。こういうさばき方をしてある。開いてる、骨があるでしょ?これだけアクセントで残しておく。敢えて残す。スープ用にタマネギとピーマン、トマト。

骨が付いた手羽元をいかにソテーするか?若大将の力技にご注目! 

まずはトマトスープ作りから!

 調理開始

じゃ、トマトをどっちが切りますか?

山瀬)またトマトを切るんですか?
   必ずこの工程から入るんだけど。

俺はこれをスライスするから。

山瀬)加山さんの料理って絶対タマネギとトマト切る。

トマトはいつも通り、湯むきしてカット。他の野菜も食べやすいように。

これは先に入れた方がいいかな。

山瀬)これ普通のただのお湯ですね。

ちょっと煮込んだほうがいい。

山瀬)加山さんはトマト風味は何でもフレッシュ
   トマトをお使いになるんですね。

フレッシュの方がなんかいいかなと。
味をつけてもいいけど、これは。

山瀬)顆粒コンソメ!入る前にわかった!

これであとは、煮ればいい。

これで終わらないのが若大将流。仕上げにもうひと手間あります。その前にソテーの下ごしらえ。
と、いうことで・・・。

 

 ソテーの下ごしらえ
 

山瀬)縦に入れちゃうんだ。

縦に、こうやって切るじゃん!?開くじゃない。
ようするに開きにするわけだ。骨をはがしちゃう。
身がとれたら開くんだよな。

山瀬)手羽元って大抵唐揚げにしたりするんですけど。

一番簡単な方法だからね。
骨を根元から切り落とします。

山瀬)こんなの初めてみた!

あと、にんにくをすって。このおろし器が素晴らしと思うよ。下に滑り止めが付いているんだよ。ちゃんと使う身になっているというのは感動するね。

山瀬)料理する人が考えているんですかね。

これは手が臭くなってもしょうがない

山瀬)にんにくを満遍なく。ここでパルメザンを!?えっ、ここでふる!?馴染ませる?

あんまりやると辛くなるかな?って言いながら、こんなもんだな。
(オレガノを降りながら)いい香りだな。香りだけだよ。

山瀬)お洒落な香り。

付け合わせのルッコラ。長すぎるから。俺、足短いからさ・・・。自分のに合わせて・・・。

山瀬)ん!?自分の足の長さサイズに合わせる・・・。

見せ場はここから。若大将流の焼き方とは!?
 若大将流 焼き方

山瀬)バターが入りました。

皮の方から焼きましょうかね。

山瀬)これはワンプレート仕立てみたいになって
   いくんですか?

なぜ、皮から焼くかというと、皮って縮むからさ、
これでこうやって押さえつけるんだよ。ほんとは
この上にいろんなもの乗っけて重しにしたい。
手で押さえてもいいんだけど。

山瀬)動けないようにしているわけですね。

押さえつけてる。
(スープを味見して)
あ~あ、美味しいですね。あっ!!
(塩が大量に入ってしまって)
こんなに出るなんて!?もう想像を絶した!

山瀬)いま、結構真っ白になりましたものね。

あ、頭真っ白だ!?

山瀬)味見!味見!

大丈夫だ!(若大将 ひと安心)
すごい面白いねえ、あんなになってね、全然平気なの、どうして?

あっ、大変焦げすぎた!わあ、いいかげん!?・・・。良いかげんか。

山瀬)昔からチキンソテーは手羽元ですか?

違うよ!普通はもも肉使うよ。
これはね、外国で出されたの。それで感動して真似したの。結構好評なんだよな。
あとは余熱で十分。このままほおっておく。

スープの仕上げになんと!?

山瀬)えっ、マヨネーズ?何してんの?

見りゃあ、わかんじゃんよ

山瀬)まったくわかりませんけど!?何してんのか?

わかんねえか。

山瀬)これ、わざと混ぜない?

混ぜちゃだめだ。中でどんどん固まっていくんだよ。

 

山瀬)おほ~!?マヨネーズの具を作った?

あはっはっは。良くわかったね。

山瀬)面白いですね。加山さん、いつこんなの思い
   つくんですか?

これ、お袋が作ったの。

山瀬)お母さん、面白いですね。

すげえ面白い人。俺が料理を好きになったのも、お袋のすごいアイデアを見てたから。

山瀬)そのスープのアイデア、お子さんが喜ぶから、加山さんのために作られたのかな?

良くわかんないけどさ。これ、こうやってくっつけたらいいだろ?

山瀬)時々、加山さんが誰としゃべっているのか、分からなくなるんですけど!?

かみさんに、おい、これでいいんだよなって・・・。
(皿にバルサミコ酢を綺麗に落とす加山さん)

山瀬)おっしゃれだなあ。

これが良くやる飾り方。はい、これでオッケーです!

山瀬)出来上がり?

出来上がりだよ。

山瀬)マヨネーズの具が楽しみ!
   加山さんの料理って、人生初が多いんですけど。マヨネーズの具、無い!

はい、出来上がりだよ。

山瀬)手羽元のソテーとトマトスープ、完成~!

本格イタリアンにヒントを得た手羽元のソテー、唐揚げや煮込みでは味わえない未体験の旨みが
押し寄せる逸品。お母さんのアイデアが光るマヨネーズを具にしたスープとご一緒に!!

では、いただきます!

山瀬)いただきま~す!

不思議な味なんだ、これが!複雑な顔してる。

山瀬)美味しい。口で潰れたらマヨネーズの味なんです
   けど。それがいつものマヨネーズより洒落た味に
   なってるのは、なぜだろう?
   だってマヨネーズを箸でチッチチッチやってる人
   初めて見たもん。

これは自分で切りながら。バルサミコはルッコラのためにつけたんだからね。
手羽元でなければこの味は出ない!

山瀬)~ん、ももより柔らかいし、弾力がある!柔らかな弾力が!加山さん、こういうお洒落料理   お得意なんですね。

お洒落料理、全部やらせたら大変だよ。

山瀬)改めて、きょうのコツは何ですか?

焼き方!?押し付けて焼く。皮が縮まないで延びてる焼き方。それがコツだと思う。

山瀬)均等に焼き目も付いてますね。皆さんも何かで押さえつけてみてください。

                          終わり

 

 

2016年08月08日新設