薬丸)加山雄三さんの絆の一枚は「妻に捧げるハーモニー」

岡江)素敵!

伊藤)映画のワンシーンみたい!

新曲のタイトルでもあるんですけど、結婚41年目になりまして、これは結婚40年目のパーティーの写真なんですけど。その時にですね、40年って結構長いですから、スタートの時は本当に貧乏暮らしをして迷惑を苦労をかけてそれで4人の子供を育ててくれたその感謝の気持ちを全部歌に託して歌ったときの、あとですね、これね。

「ハーモニー」が流れます。

これ、詞の内容が素晴らしいですね、さだまさし君が書いてくれたんです。

岡江)結婚記念日は何かプレゼントとかは交換されたんですか?

ちょうど、こいつらの結婚式が僕らの結婚式の日と同じなんで。

伊藤)偶然ですか?

じゃないんですねえ、狙ってますね。結局はニースへ行って、そのホテルで過ごすというのも大きなプレゼントですけども、僕はアメリカで9月4日、そうすると日本では5日、ニースでは3日の日、というのは日本の4日になるということで、日本を挟んで。
「セプテンバー4th」という歌があるんだけど、それは結婚する直前に、一時間ぐらい前に教会の隣のチャペルでオルガンがあったの、それで作曲をして持って帰って詞がついて出来上がったのが「セプテンバー4th」9月4日という意味なんです。
これですね。

薬丸)結婚式を記念しておつくりになった曲ですか?

直前に作った曲。これがあったお陰で、娘がこの日を選ぶ、上の娘も同じように、みんな9月4日なんだよ。どういうわけだか親に追随するというか、親からすると嬉しいけれどもね、だから結婚記念のプレゼントはここへ行ったということね。

薬丸)正に家族の絆を感じますね。

僕は絆は大事だと大切にしてますね。

はなまる通知表
竹内)今回、加山さんには内緒で奥様にいろいろな項目で加山さんを5段階評価してもらいました。題して「はなまる通知表」!

「1」でしょう。

竹内)今回、加山さんには内緒で奥様に加山さんを「愛情度」「会話度」「サプライズ度」「行動力」の4項目で5段階評価していただいています。

「愛情度」
竹内)「愛情度」は「5」。その理由なんですが、愛情表現がアメリカナイズされていて「愛しているよ」と常に言ってくれます。今でも外出の時は必ずハグとキスをしてくれます。

余計なこと言わなくてもいいのに。恥ずかしいよ。

岡江)キスはホッペですか?

いえいえ。

伊藤)唇にですか?

当然。出かけるときだけだよ、そうでもねえか。

伊藤)凄い!?

「会話度」
竹内)次に「会話度」を見てみます。「会話度」は「5」、その理由、寝る前に毎日一時間以上その日の出来事を話してくれる。地方公演で家を留守にしていても、仕事が終わると電話をかけてきてやはり一時間以上話す。二人でよくもまあ話すことがあるわねえと呆れている。

岡江)どんな話されるんですか?

だから、それがさあみんな良く聞くけどね、別にそんな難しい話でもなくてさ、今日は孫がきたときに、おかしなこと言ったとかさ、つまんないエピソードって必ずあるじゃない、そういうことだとかね。ときどき途轍もない難しい物理の勉強をしたときに、わかんなかったことをね、意味がわかったときに説明したくてするわけ、それを段々話してるうちにしばらくたったらなんにも言わなくなって、「あっ、もう寝ちゃったんだな」って。しょうがねえなあと思うと、えらく時間が経ってから「ふ〜ん」って、言うんだよ。寝てるくせして、「そこがいいねえ、愛情があるねえ」って。「ちゃんと聞いててくれてるんだな」っと。そこまではいいんっだ!そしたら「私、明日は朝早いから早く寝なくちゃいけないから、物理の話してくれる?」って、オレは睡眠薬じゃないんだからって。

「サプライズ度」
竹内)「サプライズ度」こちらも「5」。そのわけが「海外から帰国し、家に着いたら、主人は地方公演で留守にしていた。しかし、部屋の内装が新しく変わっていて薔薇が50本、飾ってあり手紙が着いていた。「家で迎えてあげられなくてごめん。部屋の内装は気に入ったかな?愛してるよ」

と、ビックリしましたが、私も部屋の内装を変えようかなあとちょうど思っていたので嬉しかった。」と、気持ちも読めるし・・・。

一応、壁紙、天井ちょっとすすけてきてるなあと気になっていたので、全部とっかえて洗濯して、綺麗になったから花でも置いておけと思って。やっぱいいことやっておくもんだね。

「行動力」
竹内)最後の「行動力」、もう満点ですね!理由なんですが、とにかくフットワークが軽い。出かけると決まった瞬間に私が着替えていると、もう家にいないので、どこにいるかと思うと車のエンジンをかけて待っています。

暖っためなくちゃいけないからさ。

薬丸)奥さんのために?

車を早く暖めておいたほうが、乗ったときに寒いって言われなくて済むじゃん。

薬丸)そこまで考えられる男性がいるんですかね!?

そうでしょう!?違うかね?

岡江)新婚のころならまだわかりますけどね。

俺はおんなじだね、むしろ、年が行くにしたがって段々寒さも身に沁みてくるでしょ、先に出て行ってエンジン回しておけばさ、乗ったときには暖かくなってて、そういうことが多分幸せに感じるだろうと思うんだよ。そういうことをやるってことで喜んでくれることが俺の幸せだからね。

薬丸)できるっていうのはね・・・。いやあ素晴らしいですよ。

竹内)最後に、奥様が加山さんと結婚して「幸せだなあ〜」と感じることを伺いました。のろけているようで信じていただけないと思いますが、友人には「今時お宅のようなご夫婦は絶滅種よ」と言われます。家庭を大事にしてくれて、いつまでも元気で仲良く過ごせるのはこの上ない幸せです。

ひどいね、絶滅種だって。そういう言い方ないでしょ。いますよ、そういう人だって。

薬丸)いや、いないですよ!ここまでは、いらっしゃらないと思いますよ。

伊藤)見たことはないですね、私は!

薬丸)娘さんたちが結婚されても寂しくないっておっしゃられて、ええって思ったんですけど、なんか謎が解けたように思いました。奥様とラブラブなんですね。

普通になっちゃってるんだよ、これが。これが当たり前だとおもってるけどね、俺は。そうじゃないと嫌だものね、ちょっとでもおかしいとだから信じられないことが起きたら、生活しにくくなっちゃうじゃない。端から見るとラブラブだって言うけど、だって、子ども達にも言われてる。「いいねえ、ラブラブで」って。

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11年04月28日新設