万里の長城
 香山飯店で中国での初めての夜を経験し、まだ眠い目をこすりながら、バスに乗って目指したのが万里の長城でした。 私達が着いたのは、八達嶺と呼ばれる関所でした。バスで入口近くの駐車場へ、そこから歩きとなります。勇躍頂上目指して登り始めましたが、はてっ?どこが終わりなのか?以外に急な傾斜の通路をエッチラ、オッチラ登りますが、どこまでも続いています。

 途中にあった見張り用の塔で一休み、そこからの眺めは”雄大”の一言に尽きます。 春秋戦国時代(紀元前七世紀前後)から、二千年以上に渡る歴史をレンガの城壁に刻み、今もほぼ完全な形でその姿を残して中国の広大な自然、そして中国人のおおらかな人間性の象徴とも言える長城を、目の当たりに見て感激しました。こんな途轍もなく長い城は、日本じゃ造るものはおろか、考えるものもいないだろうなあ〜。
 11年02月12日 新規作成