武道館ライブ80’MC集

ライブで特に印象に残ったMCをレポートしました。
お楽しみください。

今晩は!
歌を唄い始めて、いつのまにか、二十年が経ちました。
歌手としての”成人式”に、ようこそ足をお運びいただきまして、ありがとうございます。
おめでたいことというのは、楽しくやるのが一番だと思います。

僕はこれから楽しく唄わせていただきます。
皆さんも最後まで、心置きなく!気のむくままに!お過ごしいただきたいと思います。
どうぞ、よろしく!

「恋は紅いバラ」、この曲で20年前に、歌手”加山雄三”、そして作曲家”弾厚作”が、デビューしたわけでございます。
今よりもずっと、ゆっくりと時が流れていた、とてもいい時代でした。
以来、色々な曲を書きました。
夫々の曲に、夫々の思い出が眠っています。
歌ってやつは不思議ですね、過ぎ去った過去へ連れてってくれる、タイムマシーンのようです。
これからしばらく、皆さんもご一緒に、皆さんご自身の思い出に、返っていただきたいと思います。

ゲストの田中邦衛さんと

お前の下手な歌に、よくもこんなに多くの人たちが・・・。
プレゼントは?
忘れた。
帰る?
もう少し居させてくれよ、武道館のステージだぜ!めったにないんだから

そう言うだろうと思って。
彼がね、レコードを出しているんですよ、一枚だけ。
それを唄ってもらおうと思います。

田中邦衛さんは「サミー・ボウ」を唄います。

「旅人よ」

いつもは一緒に、唄っていただく曲ですが、今日は静かに聴いていただこうかと思います。
そして、僕が歩んできた道を振り返ってみようと思います。皆さんも心の中で、唄ってください。

「母よ」

多分、ご存知無い方が多いと思います。
”小桜葉子”という、女優がいました。彼女の代表作は”加山雄三”という、
皆さんの目の前に立っている男です。
どの母親も、自分だけのドラマを持つ、素晴らしい女優です。

ありがとうございました。
毎年、いいことばかりは続かないぞ。これがもしかしたら、最後かもしれないと、いつも、自分にそう言いきかせて、ステージに立ってきました。
でも何となく、来年もこのまま、いい年になりそうな気がしてきました。本当に幸せです。
入りきれなかった方が、沢山いらっしゃいますけど、お正月、テレビでご覧いただけると思います。
また、必ずどっかで逢いましょう。
ごきげんよう。おやすみなさい。
08年06月19日新設