エド山口の歌謡曲大辞典
  加山雄三3時間半大特集 レポート

今回は2月20日にラジオ日本で放送された「エド山口の歌謡曲大辞典 加山雄三大特集」についてレポートします。ゲストに加山さん本人は勿論、加瀬邦彦さんも登場「加山ワールド」を十分堪能出来た3時間半でした。エド山口さんはKHでの加山さんのライブ(主に一部)に度々飛び入りでゲスト出演しギタープレーを披露されています。(モト冬樹さんのお兄さんとしても有名です)
加山さんや加瀬さんとも親しく番組の中でも会話を通して親しさが十分伝わってきました。
素晴らしい番組を放送してくださったエド山口さんに感謝いたします。
写真はステージでエレキギターを弾く加山さんです。今回の放送とは関係ありません。

上左は「海の若大将」からパーティ会場の停電時にエレキバンドの助っ人としてギターで「恋は紅いバラ」を唄う若大将
右は光進丸の上で同じく「恋は紅いバラ」を唄う若大将です。

当日は午後6時から3時間半に渡り下記のスケジュールで加山さんの特集が放送されました。

 6:00〜7:30 

 かかった曲は
 「君が好きだから」「霧雨の舗道」「ブライト・ホーン」「蒼い星屑」
 「恋は紅いバラ」 「美しいビーナス」「君の瞳の青空」「波乗り」
 「白い砂の少女」「お嫁においで」「幻のアマリリア」「二人だけの海」

 最初の3曲の選曲はさすがエド山口さんと言えます。この後も「君の瞳・・・」や「波乗り」等マニアックな選曲に山口さんのこだわりが感じられます。若大将シリーズとの関連やマドンナ役の澄子の性名が毎回変わっていることなどについて詳しく説明しながらまた、青大将のものまねも何回も披露してくれました。

「エレキの若大将」から左が退学中にバンドのキャンペーン中に「夜空の星」を、右が「田能久」のパーティで「君といつまでも」を唄う若大将です。

 7:30〜8:00 

 ゲストに加瀬邦彦さんが登場、当時のエピソードについて話が弾みます。
 かかった曲は
 「おもいでの渚」「バイオレット・スカイ」「旅人よ」の3曲でした。
 加瀬さんの楽しいお話はこちらをクリックしてください。

 8:00〜8:30

 かかった曲は
 「君といつまでも」「海の上の少年」「君のスープを」「小さな旅」
 「君のために」

 エドさんは「凄い」を連発、どんなことをやっても様になってしまう、まさにこれこそ 「加山ワールド」と絶賛  

 8:30〜9;00  いよいよ加山さん登場

 「初めて呼んでもらえた」が加山さんの第一声でした。
 「KHでHPLと一緒に演奏させていただいてありがとうございます」とエドさん

 早速一曲ということで「ブラック・サンド・ビーチ」がかかります。

 今「ALL BY MYSELF」というアルバムを製作中。いろんな楽器を一人で演奏して多重録音で一つの曲にする。多重録音は昔からやっていた。なんでも自分で演奏するというのは自分の原点である。

 アルバムはトラック(ミックス)ダウンの真っ最中。3日3晩徹夜で付き合ってる。(エドさんはそんなに付き合わないとのこと)その中からまだ製作中のMDを持ってきた。まずは「霧雨の舗道」と「旅人よ」がかかります。続いて「ブーメラン・ベイビー」についてはドラムもスットコ、スットコ叩いてます。コーラスも一人でかぶせてます。

「レッツゴー若大将」で澄子と夕陽を観ながらデートする若大将

「南太平洋の若大将」でエンディングのシーン、ヨットの上で「君のために」を唄う若大将

 音楽は大好き、一生の親友そして生涯現役
 KHで元気をもらう。(エドさん曰く80代のお客さんもいる。普通は演歌のファンだと思うのだが・・・。加山さんは都会、街っ子のイメージ)

 「俺はあんまりもてなかった。学生時代ももてなかった。なんでだろうと思った。俳優になってからは余計にどうしようもないし、日本人はしゃべってしまうのであちらの女性とが多かった。日本女性と付き合うと損すると言われた。」と加山さん

 4曲目は「心の海」

 声が若いと最近よく言われる。酒と煙草をやめてトーンが戻ってきた。若い頃は鼻声が多かったが、それは海で泳いだ後にレコーディングしてたので塩水が鼻の中に残っっいたためだったとのことでした。
健康の秘訣はよく寝る事かなぁ。と、ここで時間となり加山さんは退場
加山さんとエドさんの楽しいトークの詳細版を作りました。こちらをどうぞ。

「ブラボー若大将」で節子と話し込む若大将

「ニュージーランドの若大将」でマウント・クックで仲直りする節子と若大将

 9:00〜9:30 

 かかった曲は
 「いい娘だから」「僕のお嫁さん」「まだ見ぬ恋人」
「光進丸」「アロハ・レイ」

 最後の曲が「アロハ・レイ」といのも感心しました。
 エドさん自身も「やって楽しかった。またやろうと思います。」と感想を述べておられましたが加山さんを絶賛し続けた3時間半でした。
続編をぜひお願いしたいと思います。

04年03月04日新設
04年03月12日更新