歌が終って画面は再びきよし君の部屋で4人のトークに戻ります。
「若大将の中の微笑ましいシーンをみてもらいます。」(徳田)
エレキの若大将から
雄一がお祖母ちゃんにお金を無心するシーンが流れます。
(このシーンの詳細はここからどうぞ)
それを見終わって
「かわいいですね!」(グッチ)
「お祖母ちゃんね」(加山)
「いやあ、お祖母ちゃんじゃなくて加山さんが」(グッチ)
「映画の中では飯田蝶子さん扮するお祖母ちゃんに甘えてましたね」(徳田)
「でもね、僕は結構お祖母ちゃん子だったんですよ、本当に。でえ彼もお祖母ちゃん子なんだよな」(加山)
「そうですね、はい」(きよし)
「お祖母ちゃん子って、女性に人気出るんだって」(加山)
「ちょっとすいません、僕もお祖母ちゃん子なんです」(グッチ)
「本当に?、じゃあ女性に人気あるでしょう」(加山)
「いやあ、自分の口からは・・・。」(グッチ)
「弾厚作も加山雄三も光進丸もお祖母ちゃんがちゃんとお金を払って、縁起のいい名前をもらってきたくれたんです」(加山)
「きよし君も可愛がってもらった?」(徳田)
「小学校3年の時くらいに亡くなっちゃったんです、今まだ生きていたら唄ってる姿を見てもらいたかったんですけど」(きよし)
「それは付いてる、ここにいるよ。(きよし君の肩を指す加山さん)やっぱりね、優しさが身に付くって言うか、お祖母ちゃんって孫に一生懸命になって心で色々教えると思うんですよ、理屈じゃなくて、それを心を開いて受け止めるから優しい子になるというか」(加山)
「そういうお祖母ちゃん子というシーンを見てもらいましょう」(徳田)
大学の若大将から
湖のほとりでお年寄りに親切な澄子に告白するシーンが流れます。
(このシーンの詳細はここからどうぞ)
「お年寄りに親切な人は好きだ、という三段論法ですね」(徳田)
「物凄い口説き方ですね、
実際はどういう女性がタイプなんですか?」(きよし)
「好み?俺に聞いてもしょうがないでしょ」(加山)
「奥様にはどういった感じでプロポーズされたんですか?」(きよし)
「つっこむなよ、参考にしたい訳?」(加山)
「勉強になりますので」(きよし)
「俺ね、あるとき色々と事情があって世の中がこんなになってるときがあってそのときに”嫁さんをもらうとしたら君しかいないなあ”ていったんだ、それを布石として、あ、そうかなあと思わせといて、俺がLAにいたんだけど彼女が一人でローマに旅に出るっていうからそれを待ち伏せ(待ち合わせ?)しようとローまで会おうぜってなったんだけど、ローマで言えば”うん”て言うかと思ってそれでローマで言ったんだ」(加山)
「なんか映画みたいな話ですね」(グッチ)
「ですよね」(きよし)
「今考えると本当そうだなって」(加山)
「きよし君はどうなのよ」(徳田)
「僕ですか?」(きよし)
「そうよ、ねえ加山さん」(グッチ)
「どんな感じで言おうかなって、ある?」(加山)
と聞かれたきよし君
「なんか、あっさり言いたいですね、長くダラダラ言うんじゃあなくて」と言うと
カメラ目線で
「俺について来いよ!って言ってみたいですよね」と格好よく決めます。
ところが
「自分で言っておいて赤くなっちゃってます」
と可愛い一面を見せてくれました。
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