J-POP REGEND FORUM(加山さん特集第3回)
(FMCOCOLO 4月17日 21:00〜22:00)       

 4月に4回に渡って放送された加山さんの特集の第3回の内容を
 レポートします。

(BGM 「恋は紅いバラ」)

田家)今流れているのは、「恋は紅いバラ」。1965年発売のシングルです。作詞が岩谷時子さん。
   作曲が弾厚作さん。加山さんが初めて日本語で歌ったというシングルです。
   きょうの前テーマはこの曲です。

   J-POP REGEND FORUM、J-POPの歴史の中の様々な伝説を改めて紐解いていこうという60分
   です。伝説のアーティスト、伝説のアルバム、伝説のライブ、そして伝説のムーブメントを
   一つのテーマ、一人のアーティストを1か月に渡って特集しようという、最近のラジオの
   中では贅沢な時間の使い方をしています。

   今月2017年4月の特集は加山雄三さん。1960年代から日本のロック、ポップスのオリジ
   ネーターとして存在し続けているレジェンド中のレジェンド。60年代、70年代に青春を
   過ごした世代で彼の音楽に影響されてない人は居ないという国民的スター。
   1937年4月11日生まれ。先日、80歳になりました。そして今も様々な形で歌われている
   現役中の現役です。

   6月17、18日には大阪中央体育館で「ゴー!ゴー!若大将フェス」が開かれます。世代を
   超えてあらゆるミュージシャンからリスペクトされるスーパーレジェンドの軌跡をご本人
   とともに辿っていこうという光栄な4週間。

   きょうは3週目です。「Song Library」の中の曲を聴きながら進めていこうと思って
   おります。今だから聞けるということも聞いてしまいたいと思っていますが。

   3週目であります、こんばんは。よろしくお願いします

こんばんは、よろしくお願いします。

田家)先日は80歳にお成りになりました。

なりました。はっはっはっは。

田家)80歳とは思えません。人は年齢を超えることが出来るんだということです。余りにも素朴な
   質問なんですが、睡眠とか食事とか気を遣ってらっしゃるんだろうとか?

そうですねえ、大事なことですねえ。良く寝ることが大事ですねえ。食事の取り方も朝、たくさん
食べてだんだん減らして夜は質素なものを。食べ終わってから4時間は空ける。基本的な目標
としてはそうなんですが、中々そうは行かないんだな、これが。ステージをやって終わって
めっちゃ腹減ることが多いんで、食べちゃいけないんだなあと思いつつも、軽くなんていうのが
止まらなくなることが多いんで。腹のメタボは、それだなと思いますね。

田家)きょうは60年代の話を中心にお聞きしようと思うんですが。「恋は紅いバラ」は加山さんが
   28歳の年。

芸能界に入って、ヒット曲がこれで、出るわけですよね。これがヒットしたおかげで生まれたのが
「君といつまでも」。そのきっかけになった曲。大学時代に作ってる曲なんです。

田家)ここで変わったという年になるんですか?

ある意味でね。大きな変化の前触れの年といったらいいかな。

田家)嵐が来る前触れ!?

「恋は紅いバラ」

田家)原曲は「DEDICATED」、「ハワイの若大将」の中で、この「DEDCATED」を歌ってらっした。

そうなんですね、プロデューサーの藤本さんは英語が嫌いな人だったんですけど、ハワイなんだから
英語で歌わせてくれよって無理矢理にね。許されたんで歌ったんですけど。

田家)この時、映画の中でウクレレだったんですね?

そうですね。ウクレレは早めに知り合いに教わってたんですよね。

田家)海辺で船のところで。

あれ、おかしいですよ。カットバックしてるでしょ、いろんなところで撮ってるんですよ、あれ。
ひどいのは烏帽子岩が映ってるから。そういうカット探すのも楽しみじゃないですか!?急に海が
荒くなったりね。

田家)でも、海外には、いらっしゃったんですよね?

もちろん行ったんですよ。だけども超忙しくて、植木さんの映画にも出ろと。あっち行ったり
かけづり回って撮らなければならなかったので、足りない部分は日本に帰って撮ろうと。
ひどい状況でしたよね。

田家)お聴きいただきましたのは「恋は紅いバラ」でした。

ここまでを期間限定で音源を掲載いたします。(掲載終了しました)

 

田家)今週は岩谷時子さんの作詞した曲を中心に60年代当時のお話しを伺いました。茅ヶ崎の話も
   出てきましたが大阪というのは当時から場所に感じてました?

大阪には出てないですね。宝塚市の方ですよ。宝塚撮影所ですから泊まってたのも宝塚のホテル
でしたから、左木全さんが止まっていた旅館によく遊びに行っていたというのが印象ですね。

田家)そういう大阪で4月23日、来週ですね、クラブクアトロで「KING ROCKERS」という
   コンサートがありましてThe Birthdayと対バンします。

多いんですよ、この頃。対バンが。刺激されますね!

田家)音、大きいですよ!

いや、THE King ALL STARSも負けてないですよ。

田家)そして6月17、18日は大阪中央体育館で「ゴー!ゴー!若大将フェスティバル」があります。
   準備はもう進められてますか?

もう進んでますね、リハーサル、もう始まるんじゃないかな?

田家)来週はTHE King ALL STARSの話を中心に聴いていきたいと思います。

いいねえ!

田家)やっぱりロックがやりたかったというのがあるんですね?

元々はそうなんですねえ!

田家)それは日本中を席巻している時にもやっぱり?

心の中では、ロックやりたいなあ!ず〜っと思ってたけど、ヒットしちゃったのがそれと関係ない
のが多かったから。どうしてもそっちへ流れていっちゃうんですね。

田家)中々エルビス・プレスリーをやったりする機会も無く?

エルビスはステージの中で入れたりとかはあったんですけど。

田家)90年代ぐらいから加山さんをリスペクトする次の世代の人たちがたくさん登場してこられる
   わけで。それは予想されてたですか?

予想はしてなかったですね。THE King ALL STARSを作れるなんて、まさかという感じですよ。

田家)来週はそんな話を伺いたいと思います。ありがとうございました

ありがとうございました〜。

ここまでを期間限定で音源を掲載いたします。(掲載終了しました)

 

2017年08月24日新設