「小倉智昭のラジオサーキット

  THEラジオパーク2010イン日比谷」

     ニッポン放送(5月1日)

5月1日に、日比谷公園で開催された「THEラジオパーク2010イン日比谷 小倉智昭のラジオサーキット」(公開生放送)に、加山さんがゲスト出演されました。その内容をレポートします。”matsu”さんから情報を提供いただきました。ありがとうございました。

○ラジオサーキット・・・司会は小倉智昭さん。
            アシスタントは増山アナウンサー

写真上左、左からは小倉さん、加山さんそして増山アナウンサー。
写真上右、「ドンドン」の太鼓。

小倉)この曲の後に、登場してもらいましょう。
カヤマのユウチャンの曲です!

増山)ユウチャン!?

小倉)加山雄三!「君といつまでも」!

「君といつまでも」

小倉)日比谷公園から公開生放送でお送りしている「ニッポン放送、小倉智昭のラジオサーキット」、僕の今の心境は「しあわせだなぁ!」っていう感じですよねぇ。先週も加山さんとスタジオで。

増山)そうなんですよねぇ。
2週に渡ってゲストにお越しいただくというねぇ。

小倉)僕はねぇ、この前、加山さんの50周年記念のパーティーの司会をやらせてもらったんですね、そのときにお会いして、その前に打合せでお会いして、このところですね、立て続けに、加山さんにお会いできてるわけですよ。僕はほんとにね、高校生の頃から、憧れの人で。

増山)へぇ〜え!?

小倉)加山雄三になりたいと思って!?

増山)なりたい!っていうのは、ちょっと無理でしょう!

小倉)その言い方はないでしょう!?なれると思ってたんです!
もちろん、なれませんでしたけどね!

増山)ふぅ〜ん!?

小倉)加山さん、すぐそこにいらっしゃってんですよ。
加山さんクラスの大スターになると、そんなに簡単には、出てこない。

それでは、お呼びいたしましょう!
「永遠の若大将!」加山雄三さんです!
(会場大拍手)

増山)よろしくお願いしま〜す。カッ〜コ、イイ!

小倉)かっこいいね!

暑いねぇ!

小倉)田中義剛とか、宇崎竜童がきたときは、立ちもしないのに、加山さんがきたら、マイクから離れてすぐ立っちゃう。うれしぃ。先週に続いてありがとうございますぅ。

いえいえ、とんでもないです。

小倉)今日は加山さんに、いろんな失礼なことも含めて、聞いちゃうかもわかりません。大丈夫ですか?

増山)すいません、よろしくお願いします。

覚悟してきました。大丈夫です。

小倉)いろいろ集めてきましたので、判定をお願いしたいと思います。

以後、小倉さんからの「若大将伝説」について、加山さんが答えられる形で、トークが続けられました。
その内容は、下をクリックしてください。

若大将伝説その1! 鉄人と言われる加山さんだが、
実は子供の頃は身体が弱かった。
若大将伝説その2! サーフボードに、
日本で最初に乗ったのは加山雄三だった。
若大将伝説その3! 加山さんの初恋のお相手は「えみちゃん」で、
お嬢さんの名前もそこから「絵美子」と名付けちゃった。
若大将伝説その4! 加山さんは
未だに大食いチャンピオン! 
若大将伝説その5! 加山さんは、
運動神経抜群だが、相撲と野球は苦手。
若大将伝説その6! 加山さんは
一度、死んでいる。
若大将伝説その7! 作曲家、加山雄三は
夢の中で作曲する。
若大将伝説その8! 画家、加山雄三は
5枚の絵を同時に描ける。

小倉)さぁ、お知らせのあと、とんでもないことが起こると思います。とんでもないことやるためには、お金取るぞ!
(コマーシャル後)

小倉)ボーカル用のマイクのスタンドがステージに立ちました。

ワンコーラスでいいの?(オフマイクで加山さんの声が)

小倉)加山さんがウクレレを持ってます。さっきマイクチェックで加山さんが、「あっ」って言っただけで、拍手が起こりました。

増山)そうですよぉぅ。

小倉)加山さん、船の上で、ウクレレ弾いたりするんですか?

船の上?当然ですねぇ。

小倉)今日は何を歌ってくれますかぁ?

ウクレレ持ったから、「お嫁においで」だと思うんですけど。
(会場から大拍手)
伴奏も何もないから、いきなり歌だなぁ。
(♪も〜しも〜♪と歌ったところで)
あっ、違うよぉ!(加山さんの驚きように、会場大爆笑)
前奏のコード弾いちゃったぁ!これが生の面白いところねぇ。
では行きますよぉ。

「お嫁においで」

(一番だけ歌われました。終わって、会場から大拍手)

ありがとう!すげえよ、手拍子がちゃんとバックビートになってるから。やっぱぁ若い人は凄いねぇ。会場に、いかに若い人が多いか、わかったもんねぇ。

小倉)え〜、会場の皆さんには、お帰りの際に、何がしかの寄付を、いただきたいと思います。

アッハッハ!

増山)タダで帰るな!っと。

小倉)タダで帰るなんてとんでもない話だ。お客さんの反応が即座に返ってくるというのは、歌手冥利につきますよねぇ。

だから、僕はエンターティメントが好きで、それで生きてるんです!

小倉)加山さんは、ご自身を「俳優」だと思ってるんですか?「歌手」だと思ってるんですか?

職業は、「俳優」ということにしています。就職して最初に得た職業が、東宝と言う映画会社に入って、「俳優」になったというのがスタートです。未だに、そのつもりでいるんですが、もう映画は、13年前に、ジャッキー・チェンと一緒に出た以外、出ていないです。
(この映画のタイトルは「デッド・ヒート」です。ただし、加山さんは記憶違いされてます。この2年後に「メッセンジャー」という映画に出演されてます。)

小倉)もうそんなになりますぅ?

なりますねぇ。還暦のときだったからぁ、早いですよぉ。
「光陰矢のごとし」だって!73なんだから当然でしょう。

小倉)そんな若大将50年が、ニューアルバムで、5月26日に発売になるんですが、永遠の名曲をカバーしたという、加山さんの、今までのベストアルバムとは相当、趣をことにしているんですよね。

僕は、50周年というのは、相当大きな節目だと思ってるんですよ、百年の半分、半世紀でしょう。だから、二つも三つも、工夫しなきゃぁと思ったんですよ。物凄い人たちが協力してくれて、新曲二曲に、それぞれの人たちとコラボレーションした、新しいアレンジの曲を5曲、日本のスタンダード、これは懐メロとか、オールディーズとかいう考えよりも、永遠に名曲だといわれる曲を選んで、それを初めてだけど、カバーしました。
「君といつまでも」は、さだまさし君にバイオリンで前奏、間奏、後奏、全部やってもらいまして、コーラスもつけてくれたり。
新曲は、二曲とも彼の作詞。物凄く、いい詩を書いてくれてねぇ。
(声が裏返る加山さん)
声、裏返っちゃうくらい、ほんとにいいんだよ、これが!
「サライ」は、新しいアレンジだし、彼(谷村新司さん)と歌う場所を反対にしてるとこもあります。
「夜空の星」は、(アルフィーが)以前トリビュートしてくれたものとは、キーをちょっと変えて、コラボレーションしています。

小倉)加山雄三とザ・ヤンチャーズというバンドを結成して、「座・ロンリーハーツ親父バンド」という曲を作って、これがジワジワ、ジワジワ売れてて、団塊の世代だけじゃなくて、若い人たちも「いい曲だよねぇ」って。結構乗って聴いてますよ、あれっ!

ありがとうございます!カリフォルニア・サウンドっていうのかなぁ、ウエスト・コ−ストっぽい曲をつくりたいと思って、ちょっとカントリー・テイストを。
我々が、永い事かかって、アメリカの音楽を理解してきた中では、一番判りやすいし、日本人に一番近い
何かを、持っているのを感じているので。
そういう曲を作りたいと思ってたら、出来たんですけどね。

小倉)レコーディング、楽しかったでしょうねぇ。

楽しかった、なんてぇもんじゃぁないですよ!PV作るときも、みんな乗ってくれちゃって!あの乗り具合は凄いですよ。みんな、ほんとに「ヤンチャーズ」になってるからぁ。すげえ面白かった!

小倉)その顔ぶれが6月4日に、武道館で勢ぞろいするんですよね。

勢ぞろいするんですよ!

小倉)武道館の売れ行きも最高で、横とか後ろの席も、今、もうほとんど、完売の状況だそうです。楽しみにして頂きたいと思います。
さぁ、加山雄三さんとのお別れの曲は、もちろん、その曲をおかけいたしましょう。

加山雄三とザ・ヤンチャーズ、「座・ロンリーハーツ親父バンド」!

「座・ロンリーハーツ親父バンド」

小倉)会場の皆さんには、加山さんの生の声も、聴こえてたと思います。加山雄三さんのタオルを、振ってくださる方もいらっしゃいました。会場に起こしになった、由美さんからメールが入りました。
「加山さんの生歌、サイコーですっ!寄付して帰ります!」

あはははっ!ありがとぉ〜う。嬉しいねぇ!

小倉)今日のお客様、加山雄三さんでした!
ありがとうございました!

ありがとう!みんな暑い中で頑張ってねぇ。
ありがとう、またねぇ!

コマーシャル後

小倉)お別れの時間が迫ってまいりましたが、お別れの前に、加山雄三さんが帰ったら、ほとんどのお客さんが席を立つという。
それだけ、加山雄三さんの人気は、凄まじいものがあるし、若い方からご年配の方まで、老若男女という言葉が相応しいね。
ほんと加山さん、素敵でした!

という小倉さんの言葉で、終了となりました。

「お嫁においで」を歌う加山さん。(写真左上)

小倉さんと。(写真左下)

会場の様子。(写真上)

3枚の写真は、”barbie”さんからご提供いただきました。
ありがとうございました。

前週は、スタジオでの収録にゲスト出演。
左が小倉さん、右が増山アナウンサー。(写真左)
スタジオ収録風景。(写真右)

10年05月27日新設